秋葉原の過橋米線を以前紹介しましたが、その際都内で米線を食べられるお店を調べたところ、最近米線を専門にしたお店が増えているようです。そこで今回はその中で上野・御徒町にオープンした天府李米線に食べに行ってきましたので、紹介したいと思います。
上野・御徒町に新たな米線専門店
ガチ中華でお馴染みの上野・御徒町に2023年2月末にオープンした「天府李米線」。昔から外敵からの攻撃を受けにくく、土壌が豊かな四川省「天府の国」と称したそうです。したがって、中国人やちょっと詳しい人は店名からこのお店が四川の味付けであることがわかります。
ランチタイムより少し早めに着いたので運よく並ばずに入れたのですが、すでに店内はいっぱい。その後、猛暑日だったにもかかわらず店外に順番待ちで並んでいました。しかし、中国の方って暑い時でも積極的に火鍋や暑い米線を食べるんですから、パワーがあります。
さて予想通り、店内では中国語が飛び交います。入店するなり「几位?(何名ですか?)」と尋ねられます。もちろんスタッフさんは日本語もできるので中国語が話せなくても大丈夫です。
入り口を入るとすぐに厨房が見えます。半オープンキッチンといった所でしょうか。個人的にはキッチンが見えるお店は職人さん・シェフの真剣な表情で料理をする姿が見えて好きです。
色々なスープや具材を選べる
注文はスマホを使ってQRコードを読み込み注文します。最近、日本でも増えてきましたが、中国では当たり前の風景のようです。もちろんスマホがないからといって追い返される心配はないと思います。
肝心の米線のメニューは豊富にあって、何を頼んでいいのか分からなくなりそうです。とりあえず、味の基本となるスープを選びます。確認した範囲では「麻辣」「鶏白湯」「酸菜スープ」「塩漬け青唐辛子スープ」から選べます。次に具材をどうするか。「紅焼獅子頭(肉団子)」「白身魚」「ホルモン」などたくさん種類があって、本当に目移りします。
私が注文したのは豚足が入った酸菜スープの米線。大きな土鍋ぐずぐずと煮込まれて提供されるので、初見びっくりします。ここの米線はいずれも1500円以上で少しお高めだと思ったのですが、このボリュームなら納得です。味は秋葉原の過橋米線さんとは異なり、酸味があるもコクがある味わいでした。ただ、少食の方には少し多いかもしれませんのでしっかりお腹を空かせていきましょう。
デザートも充実しているようでしたが、米線を食べたらお腹が膨れてしまい、残念ながらパス。無理して食べても美味しくないですからね。別の機会に行くことがあれば紹介したいと思います。