ブログを始めて、早々に身バレするような個人情報をさらけ出すことになりますが、もう20年近く千葉県の船橋市に住んでいます。都心も近くて便利な場所なのですが、市外の人に聞くとあまりいいイメージが無いようです。
公営ギャンブルとはいえ、競馬場が二つもあり、また飲屋街もあるのでそうした悪いイメージがあるのでしょう。確かに夜は居酒屋の客引きがしつこいなどありますが、統計上特別犯罪率が高いわけではありません。ぶっちゃけ、20年前は夜遅くに駅前を通ると、いかにもその筋という感じの強面の人を見かけましたが、10年以上前から(少なくとも目につくところには)見かけなくなりました。おそらく昔のイメージが今も残っているのでしょう。
もちろん完璧な街など存在しないですが、そもそも市外の人にはあまりその魅力が知られていないようです。せっかくなので船橋の魅力を少し紹介しようかと思います。
都心へのアクセスが便利な鉄道網
なんと言っても船橋は都心へのアクセスが便利で、船橋駅からは下記の路線があります。
- 総武線(秋葉原・新宿方面)
- 総武快速線(東京・横浜方面)
- 東西線(大手町・中野方面)※通勤時のみ。通常は西船橋発
- 京成線(日暮里・上野方面)
- 都営浅草線直通列車(京成船橋乗車)
また海外出張に行く際は成田空港へも京成線で一本で行けます。他にも柏・大宮方面向かう東武アーバンラインの始発駅もあります。また本数は限られますが、長野県松本方面に向かう特急あずさがあり、都内有数のジャンクション駅では無いでしょうか?
これだけ交通手段があるので、サラリーマンには大変便利な街です。また都心や神奈川と比べると地価が低いため、毎年多くの方が船橋に移住してきており、中心地はどんどんマンションが建てられています。
人口が多い割に自然が多い
人口が64.5万人以上(2023年4月時点)の船橋市はベットタウンという印象の街ですが、実は自然が豊かなところです。
春に海老川を北上すると川沿いに桜が咲き誇ります。テレビや雑誌では目黒川や上野恩賜公園の桜を紹介しますが、海老川の桜も負けてはいません。まぁ、テレビ等で紹介されてしまうと花見客が増えすぎてゴミが散乱し、川が汚れるでしょうからあまり有名になるのも考えものかもしれません。
船橋駅からバスで数十分ほど乗れば、船橋海浜公園があります。写真は秋頃ですが、5月の連休時には潮干狩りをする方で溢れます。
海辺には鵜や白鷺、小鳥などが戯れます。
歴史・伝統・文化あふれる街
小説やドラマの舞台になることはあまりないので、歴史・伝統・文化と言うとピンとこない方が多いと思いますが、旧石器時代から人が住んでいたことが確認されているそうです。伝統・文化も多くあるようですが、市民が一番楽しみにしているのは夏祭りでしょう。写真の通り、船橋市南口の大通りが人で溢れ、神輿やバカ面踊りで賑やかになります(祭りについてはまた別の機会に記事を書くつもりです)。
名所で有名なのは船橋大神宮でしょうが、実はあまり知られていない古跡があるのをご存知でしょうか?船橋市民にもあまり知られていませんが、実は東照宮があるんです。日本で一番小さな東照宮とのことで街中にひっそり構えています。日光の東照宮と同じく「見猿聞か猿言わ猿」が参拝者を見守っています。先ほど述べたように街中にあるためちょっと分かりにくいところなので、地図を貼っておきますので、興味のある方はご参拝ください。
さて、まだまだ船橋の面白いところがあるのですが、長くなるので、今回はここまでとします。