5、6年前ぐらいからでしょうか、船橋市内にベトナム人が増えたような気がします。特に船橋駅近辺を歩いてベトナム人を見ないことの方が珍しい。ちょっと検索をしてみたら、船橋市のホームページに裏付けるデータがありました。2017年には2779人だったベトナム人が2020年以降は3500人以上に増えています。
興味深いのは、それでも船橋市内の外国人で一番多いのは中国人です。その人数は、2021年で7462人。ベトナム人の2倍以上在住していることになります。肌感覚ではベトナム人の方が多いように感じるのですが、中国人の外見はぱっと見は日本人に似ているから気づかないのかもしれません。
船橋駅近辺はたくさんのベトナム料理店や食材店
船橋駅近辺を歩くとベトナム料理店や食材店意外にも街中にベトナム語を見かけます。写真のようにベトナム色が強く、時にまるでベトナムにいるような錯覚を覚えます。
自分はプライベートでハノイ、ホーチミン、ダナン、ホイアン、フエに観光に行ったことがあります。よく「微笑みの国タイ」と言われますが、ベトナム人も負けてはいません。いつも笑顔で対応してくれます。市内のレストランや食材店で話しかけると満面の笑顔で話しかけてくれます。いかにも日本語はまだ勉強中という方もいますが、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるのは好感が持てます。きっとこの積極性が語学上達の秘訣なのでしょうね。
ちなみに最近では翻訳機が優秀なので、ちょっとした意思疎通なら翻訳機経由で簡単に取れます。それでも「シンチャオ(Xin chào)/こんにちは」「カームオン(Cảm ơn)/ありがとう」と簡単な挨拶だけは覚えてするようにしています。やはり自分の母国語で挨拶をされると相手は喜ん、距離がずっと近づいた感じがします。こうした食材店でもちょっとベトナム語で挨拶するとすぐ仲良くなれます。
ベトナムだけじゃない。たくさんの外国料理が楽しめる
ベトナム以外にも韓国、中国、インド、ネーパール、スリランカ、タイ、台湾など様々な料理があります。船橋に限らず、総武線・京成線の駅にはたくさんの外国人が住んでいて、連なるように多くの外国料理店があります。中にはお客の大半が在日外国人というお店もあります。こうしたお店はメニューに日本語がなかったりして、入りにくい雰囲気に感じるかもしれませんが、そうしたお店ほど現地の味を忠実に再現しているので、是非突入して、現地のディープなメニューにチャンレンジしてもらいたいですね。日本にいながら世界の味を楽しめるんですから、船橋は面白いところです。