最初に雑記ブログを書くと宣言しておきながら、ほとんど食べ物に関するネタばかりなので、今回は最近買った中で一番のお気に入りのビジネスリュック「ガジェタブルLP2」を紹介しますね。
ビジネスマンがリュックを背負う理由
ここ10年ぐらいでしょうか、リュックを背負うビジネスマンが増えたと思いませんか? 以前はスーツにリュックは不適切とされ、ブリーフケース、アタッシェケースなどが主流でした。ところが最近はビジネスリュックを背負うビジネスマンがむしろ主流になっているように感じます。その理由を考察してみました。
- 東日本大震災時の帰宅困難の経験
2011年に起きた東日本大震災の際、都心の主要な電車が停車して、多くの方が徒歩で帰宅しました。その経験からか、自転車通勤する方が増えたり、万一に備えて、これ以降リュックで出社する方が増えたように思います。また靴も革靴やヒール率が減り、シューズで通勤する方も増えたようです。 - 新型コロナ禍・緊急事態宣言時のテレワーク
新型コロナウイルスが流行し、テレワークをするビジネスマンが増えたのもビジネスリュックが増えた理由の一つでしょう。パソコンやタブレット、さらにはガジェット等を片手で持つより、リュックで背負う方が体感的に楽です。特にビジネスリュックの多くはパソコンを収納できる仕様になっているものが多いようです。 - 身体への負担が少ない
私がビジネスリュックを使う理由はまさにこれ。それと言うのも、以前はギックリ腰が癖になっていて、とても片手で持つことができませんでした。パソコンなどが入った5キロ以上のバッグを片手で持ち歩のですから、腰への負担がアンバランスになります。どう考えても、腰にいいはずがありません。実際、ビジネスリュックにしてからぎっくり腰になる事がほとんどなくなりました。
ビジネスリュックの欠点
先ほど、ビジネスリュックのメリットを書きましたが、実は大きなデメリットに気づいてしまいました。5年ぐらいビジネスリュックを使用していたのですが、ある時ジャケットの腰の部分が擦れているのです。
画像のだと分かりにくいかもしれませんが、背中の下の腰あたりが白くなっています。お気に入りの麻のジャケットだけに、ショックでした。腰の部分だけなぜ擦れているのかと考えていたら、どうもバッグが原因だったようです。バッグを背負うと、歩いたときにわずかですがバッグが揺れ続けます。そうするとスーツやズボンに当たる部分が徐々に磨耗してしまうようです。
ace.のランバームービングシステムライトでスーツを傷めない
健康面からもリュックは手放せない。けれどもスーツやジャケットが痛むのはみっともない。何かいい手はないかと検索していたらいい商品がありました。男女関係なく背負っているのを見かける人気のブランド「ace.」。このacw.が「ランバームービングシステム」という衣類を痛めない仕様のバッグを販売していました。
どうも2020年にはグッドデザイン賞を受賞した優れもののようです。現在発売されている「ガジェタブルLP2」ではランバームービングシステム「ライト」とありますので、旧製品を何かしらブラッシュアップしたのかもしれません。早速楽天でポッチっと取り寄せてみました。
背面の腰あたりに注目してください。通常のバッグにはないパッドがあります。これがランバームービングシステムです。このパッドが腰に固定され、バッグの揺れを吸収してくれるので、衣類にダメージを与えにくくするそうです。
収納力がハンパないace.のビジネスバッグ
ace.のビジネスバッグに共通するのですが、収納力がハンパないのです。まずメインの収納口の中には傘やペットボトルを入れるポケットがあります。また手前にはメッシュの収納ポケットがあるので、ペンやちょっとした小物を入れる事ができます。
背面には今時らしく、パソコンを入れる事ができます。ファスナーはL字型に開くので、出し入れは簡単です。また全面上部や左右の側部にもポケットがあるので、鍵やスマホなど多くの小物を入れる事ができます。また記事はナイロン製の撥水加工なので、ちょっとした雨ぐらいなら弾いてくれます。もっとも完全防水ではないので、あまり過信してはいけないようです。
サイズ展開は3種類。不満点は…
公式サイトによるとサイズは「A4/14L」「B4/16L」「B4/L」の3種類。私は身体が大きいので大きいサイズを選択。13インチのMacBookが余裕で入ります。
最近購入した物の中で、満足度の高い商品でしたが、一点不満点が色の展開が「黒」一色なこと。他のシリーズは何色かあるのですが、この「ガジェタブルLP2」は黒しかないようです。個人的なこだわりでしかないのですが、普段からあまり黒色を好まないので、ちょっと不満でした。ただ、ランバームービングシステムはその不満を上回る魅力のある機能でした。同じような悩みを持つ人にはお勧めです。